本日は、都合をつけて平日に1号物件へ。大量の粗大ごみ、段ボール、書籍の古紙廃棄をやらねばと思い設定していた日。段ボールは翌日朝にゴミ出しにという想定であったが正直やだなぁと思っていたが、隣のS家のおば様が来襲。あそこの2階の窓って部屋の窓なのかどうかと聞いてきた。説明も面倒だったので、よかったらどうぞと室内に招き入れる。子供のころの誕生日会以来の入室らしく、あーここは変わらないのね、とか懐かしそう。増築部分を見て、こうなっているのか!というの確認して機嫌がよくなられたのか、僕が大量の段ボールを捨てようとしているのを話すと、集落のゴミ捨て場に出すよりも、古紙の駅という24時間廃棄OKの便利な場所の存在を教えてくれた。めっちゃナイス!いろいろいつも言われて面倒だなと思ったが今日はSさんのファインプレーに救われた。そして栗原市は関東と違ってビニールの縛り紐じゃなくて紙の紐じゃないと持って行ってくれないのだとか。ますます古紙の駅にいかねば!そしてまずは粗大ごみ。ジモティーで捌けなかった大きなゴミを栗原市クリーンセンターへ。けっこう細かいことを言う処理場は多いので、家電系のごみは断られるかなと思いきやおじさんたちはせっせと仕分けして引き受けてくれた。ただし段ボールのみは持ち帰りとのこと。結構何でもOKな感じで相模原市よりも良い!そしてはす向かいにある段ボールリサイクルらしき工場へ。ここのおばさんも良い人で全部引き取ってくれた。物件においてある大量の段ボールもここでもいいなと一瞬思ったりも。一旦帰宅して家にある段ボールを大量に詰め込み、古紙の駅でぜんぶ廃棄。いや積み残しであった段ボール、古紙がぜんぶ捌けた。すっきりしたなぁ。初見で嫌だなぁと思った相手であっても、表面上の節度と反応しすぎない態度を接して安易に関係を切らないことを心がけて、状況の変化により時にはその相手が自分にとって有益な情報をくれたり、ウィンウィンになる関係にることを今回知った。隣のおばちゃんありがとう!!
粗大ごみ、段ボール廃棄の次は業者対応。じつはあらかた残置物撤去の目安がついてきたので修繕箇所を業者さんに見積もってもらおうと思い、この日に業者アポを集約させた。大きくわけると、水回り、屋根、電気。まずは最低限生活できるレベルにせねばと思った。正直屋根は当初自分でやろう、というかやりたがりな気持ちから梯子をアマゾンの買い物かごに入れてるくらい前のめりだったが、先日の秋田の先輩から、さすがにこの状況で素人はやめておいた方が良いとの助言。おそらく雪の重みと湿気により、雨どいはもちろん、破風が腐って開いている状態。部材のうち木製は湿気でボロボロ、金属部分でかろうじて垂れ下がっている。これを素人、高所、サンダーで作業は危険三要素てんこ盛りなのでプロに任せた方がいい。どうしてもってなら足場だけプロには任せるべきとの助言。屋根も加えてとりあえず3業者に来てもらうこととなった。
最初はプロパンガス屋で水道工事もできるC社。人柄の良い方でさくさくチェックされていたが、役所で水道の図面をもらわないと無料見積もり作れないとのこと。なぜだろう?ボイラーは40~50万円とか言っていた。そんなかかるのかぁ。ボイラー機能滅失しようかな。給湯器、エアコン無償貸与も厳しそうなコメント。さくっとチェックが終わり後日またということで調査終了。
2社目は水回りと建築工事もやってる業者さん、M社。ここは社長さんと社員さんの二組で来て、社長があちこち確認して、社員さんがめっちゃ写真とりまくってた。屋根は比較できないが、水回りはC社よりも、実際触って回してみたり、あーこれはだめ、これはいけるなどとコメント。あれもこれも修理が必要!という感じでもなく、安くあげたい俺のベクトルとなんとなく合ってる気が。室内の土壁が見えてしまってる壁とかも合板より石膏ボードをすすめたり、クロスもやれるんなら自分でやった方が安上がりだとか、シロアリで食われり湿気でやばくなってる床なんかは一回開けてしまって通気した方が良いとか、外から見える基礎部分の小窓の隙間も小動物入ってきちゃうから発砲スチロールでふさいだほうがいい、外周の排水溝が枯れ木等で埋まってるからこれが湿気になってる。これ掃除した方がいいとかアドバイス。なかなか為になった。吉幾三似の社長最高!
3社目は電気。予定した時間から遅れてきたが、なかなか丁寧に対応してくれた。いろいろ切れてる線があって不安だったが、テレビ等の線はこれ、電話線はこれとレクチャー。漏電はしてないらしく安心。一か所だけぶった切られてる電気の線を分岐から外して先端を絶縁して処理。これで電気はほぼ大丈夫らしく安心した。めっちゃしゃべるひとで栗駒の歴史等をいろいろ教えてくれた。
ということで、3業者と接したわけだが、会えばなんかみんな良い人だったし、話の内容はとても為になる話ばかりだった。実際手を動かす仕事の人たちは本当の仕事って感じがするし作業を見ていて関心した。まだ見積もり段階でしかないが、戸建ての修理ってなんか面白いな。めっちゃ為になる一日だった。
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