現在、とある競売・公売物件の入札を目指しているのだがその物件の登記申請を試みた。また書籍に書かれていた実践として当該地域の業者さんに管理費等の相場などをヒアリングしてみた。まずは、何をやったらいいのかわからないのでネットでググってみる。するとどうやら今はネットで登記申請ができるらしい。なんとも便利な世の中になったもんだ。ネットで調べてようやくそれらしきサイトに到達。「登記・供託オンライン申請システム」。役所らしいなんてことない名称。さてさて本当に簡単に申請できるんだろうか。なんとなく手引きが目に入ったのでクリックして開いてみる。うーん、なんて分厚い。本当に役所のこの手の書類はただただミスをしないようリスクをしないように徹底していて、まったくすっと頭に入ってこない。もういいやと放擲して、申請システムにトライしてみる。すると、入口で早速つまずく。「オンライン物件を使う」「物件情報を直接入力する」の二種類のボタン。いったいどっちがいいのやら。下の説明書きを読んでもピンとこないさすがお役所。とりあえずオンライン物件の方で進んでみるとなんと地番入力の欄がある。これは住所じゃだめなんだろうか。早速面倒になりサポートセンターへ電話してみる。どうやらこの地番がないとダメらしく、電話で水戸法務局に問い合わせしないといけないとのこと。結局電話かーい。電話を早速してみると軽快な調子のおばちゃんが慣れた感じで応対してくれる。勢いあまってかそこに在住の方のお名前まで教えてくれた。これで地番と建物番号ゲット。そういやとふとよぎる。以前から気になっていた近所の空き家も登記調べようかな。もうずっと気になっているあの空き家。前にボロさん(仮称)が業者時代にぜんぜん第三者でも登記あげてましたよと言っていた。ちょっとやってみっか。仙台法務局に問い合わせると、どうやらデータ上にはないらしく、ブルーマップで調べますねとのこと。なんじゃそのブルーマップとは。そして地番を告げれるがここでも苗字を告げられた。そっかこれは通常聞かれるもんなのか、じゃあ苗字知らない時はどうやってんだろう、みんなは、まあいいか。仙台では建物番号を聞いたら分からないといわれた。しかし電話口の方はたぶん大体地番と一緒の場合が多いし、まれに枝番になるくらいですからとのこと。わりと適当だな。しかしこれで地番をゲット。取手と仙台の地番を入力して、それらしき土地と建物4件の申請をぶっこむ。そのあとは納付らしい。そっか2千円もかかるのか。けっこうするんだな。仕方ないこれも勉強と思いつつ、納付ボタンを連打しても一向に進まない。うーん、またもやヘルプデスクに電話。すると、グーグルクロームのポップアップで許可してもらわないとダメなので設定の仕方お伝えしますとのこと。指定されたURLを打ち込んでようやく納付が完了した。しかしネット申請なのになにかとアナログを垣間見た。これじゃあひろゆきもあきれるなと実感する。まあでもこの手数の多さが面倒くささとなり、この歪みを押し進んだものが得られるものがある気がする。入札がうまくいくかどうかもわからないけど、最後のもうひと頑張り、業者ヒアやろう。ネットで地域の不動産業者をかけまくる。しかーし、今日は水曜日、不動産業者さんのお休みが多い日。そもそもなんで水曜なんだろうと思いつつも、ひとつだけ電話で相手してくれた業者さんを捕まえる。ただなんだか市原悦子風(想像)の怪しさ満点のおばちゃん。いろいろ聞いてもちょっとよくわからないような答え。よくよく聞くと自分の競売物件の地域は詳しくないらしい。仕方ないので得意分野の龍ヶ崎市内をお聞きする。家賃相場が5~7万円かなとか、その程度。まーでもとりあえず一軒だけはヒアリングできた。ちょっと別日にちゃんとやるか。てか、入札できてからでもいいのかな、焦らないでも。
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