初コロナ

コロナ

コロナウイルスがこの世に出現してはや3年。私はこれまでも一度も罹患したことがない。もともと運動も好きで定期的に運動をして、食事もバランスよく、アルコールは好んで摂らないほう。さらにコロナのおかげ!?で出来たテレワーク、フレックスによる自分時間の確保から読書、動画に接する機会がとても多くなり、早寝早起き、一日一食を習慣化してからますます健康になったようだった。そして、この12月できっかり3年間無コロナにてフィニッシュというこの節目。繁忙期ということもあり、名古屋に出張、連日飲み会予定。若干疲労感もありつつも、意気揚々と出張をこなしていたのだが最終日。ふいに寒気が。嫌な予感。新幹線の車内で冷や汗が垂れる。仙台到着直後に飲み会がセットされている。久しぶりのメンツなので逃すのも申し訳ないな、ぜんぜん寒気くらいだし正直無理すればいけるな、俺ノーコロナで来てるし、きっと風邪と思いつつも、これで万が一コロナだったらやばいなと理性が勝る。新幹線から幹事に電話してキャンセル。仙台到着直後に自治体のなんちゃらセンターに電話。ぜんぜん使えない情報だけもらって切る。ホント行政はリスクとらなずに保守的なコメントしかよこさないな思う。しかたないので直接各病院に電話!しかしどこも風邪症状は受け付けないとのこと。ひーこらいいながら電話しつづけやっと青葉通りの病院に駆け込む。こういう赤ひげ的な存在ってありがたい。熱を測ると39℃。近年出したことのない高熱。いやぁ、これはやばいね。厳重な個室で、看護師さんの問診、医者の診断を受ける。お医者さんからは、「うちじゃ検査今日はもうできないんだけど、コロナの可能性高いね」とのこと。仕方ない。薬局で抗原検査キットを買って自宅で試す。15分後か。心のどこかでただの風邪を祈る自分がいる。検査した液を4滴たらす。。。みるみる試験紙に染みていく。頼む!ただの、なんて思う暇もなく速攻でアウト。くっきり陽性が判定された。いやぁ、ホント悔しい。これまでゼロで来ていたのに。悔しさがある一方、理性がちゃんと働きだす。関係各所、飲んだ友達、家族などあらゆる関係者に連絡。会議もそうだが、楽しみにしていたオフ会が2つつぶれたのが悲しすぎる。しかも一つは共催で幹事。マジ楽しみだったのになぁ。コロナは自分の体調よりも周りへの影響、迷惑かけたことが一番嫌ですね。初日は高熱、寒気、ぼーっとする程度。二日目からのどの痛さがとんでもなく、夜中にマックスの痛みがきてこののどをもぎ取りたい気持ちに。必死にネットでのどに良いものを調べて近くの西友で買い込んで、ひたすら食べる、飲む。はちみつ大根、レンコン、しょうがすりおろし紅茶、栗、カボチャの種、松の実、杏仁豆腐、のど飴。。。今日で5日目だが咳がひどい。まったく手変え品替えでいろいろと人体をもてあそんでくれる。敵ながら天晴と思う。ちょっと落ち着いて思うが、やっぱこういう時に人は本性というか、もともと持っているスタンスが出るんじゃないか。暇すぎていろんな人にLINEやらしたが、へーくらいで終わる人もいれば、そこまで!?ってくらい心配してくれる人もいる。どっちがいいといえば後者だが、前者をなじることも益がないのだろう。こういう失敗というか局面の変化にどういうスタンスを自分はとれるのかというのも、今後考えてみるのもいいのではないか。多少、本心ではなくとも、力いっぱい心配する声とアクションで相手を励ます。これでもしかしたら相手も自分もよりよくなるかもしれない。自分はここが苦手なので精進するポイントだなと思います。

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