人生ではじめて競売入札を投函してきました。少し前から気になっていて、BITなどで物件をちらちら見たりしてはいましたが、行動には踏み出せず、いろんな先輩大家に出会ってお話するなかで少しずつ少しずつ入札したいという気持ちが高まってきました。時期は3月。僕の業務では繁忙期の峠を少し越えたあたり。忙しいといえば忙しい。しかし優先順位を考える。人生で自由になりたいという目的のために競売を実際に経験しておかなければという気持ちがようやく勝った。仕事の合間を縫って競売物件をチェック。気になった2件の物件明細書を読み込む。自由になれる土日を使って現地踏査。初日は丸森。丸森という土地の名前の印象でど田舎を想定していたがほぼ角田市。これは良い!いちおう駅チカ。擁壁がだいぶ危ういがお隣の方がひどい。まだ債務者がお住まいなので静かにそろりと外観チェック。閑静な住宅街。土地値は安そうだが駐車場もありよさげ。いちおう業者ヒアを。しかし丸森で検索しても不動産業者がわずか。一件最も近い業者に取材。丸森は町が住宅供給頑張ってるのと大東建託が出てきてるから供給過多。戸建て賃貸は需要がないとのこと。そうか。でもここはほぼ角田だからな。角田の業者に聞いた方がよいのかも。しかし時間がとれるかどうか。翌日日曜日、こんどはもう一つの物件。栗原市へ。こちらは写真で見た時よりも壮絶。家は廃墟かなと思うくらい。しんと静まり返っているお宅。庭にめっちゃ可愛い置物みたいな猫がいたので近づいて写メをとる。すると!けたたましい犬の鳴き声が家の中から!めっちゃ慌てて退散。ここは庭の様子からも荒れ放題だったのでちょっと債務者との交渉も難航しそうだし、断然丸森だな。土日あまりにも疲れたので月曜に銀行へ保証金の振り込み。仙台地裁だと七十七銀行って指定されている。窓口の行員も不慣れなようで裁判所提出用の取り扱いについて銀行が提出するのかどうかで迷っていた。これは入札者が書類に添付するのでこちらで引き取る。振り込み用紙には住所記載欄があり、ここが狭くて住民票どおりの丁目番地が書けないので「ー」で済ませる。これで却下されたら怖いなぁ。保管金受入手続き添付書(裁判所提出用)を入札保証金振込証明書へ添付。この時、二か所に割り印が必要となる。住所は住民票記載のとおり丁目番地で記載。入札書等を記入してコピーをとって職場の昼休みを利用して仙台地裁執行官室へ。入札書等を渡しチェックが終わるまで廊下の長椅子で待機。呼びかけがありチェック後の書類を入口左においてある投函箱?へ自ら投函。これもなぜ自分でやるのか不思議。郵送なら職員がやるのに。まあ言われたとおりに投函後、とても細かいが気になった点を職員に質問。
・住民票は何を確認するのか、マイナンバー無し以外は世帯主等の有無はこだわりないのか。→住民票は住所、氏名等の確認。マイナンバー無しにして頂く以外は世帯主等の有無は拘りなし。
・住民票の住所と入札書等の住所は同じである必要があるか。→必要あり
・住所は県省略は可か。丁目番地でなく「ー」表記でも良いか。→省略不可。丁目番地等住民票どおりに記載願いたい。
・個人事業主は個人でよいか。→そこの判断は入札者判断。
・売却基準価額より下の買受可能価額で入札してよいのか→OK
・陳述書の印は印マークの上でなく横だったのか。→大丈夫。
これで初めての入札完了!!!!途中明らかに手練れ感のある人が入札しに来ていた。さて結果はどうなるか。これを続けて絶対物件一戸目ゲットするぞ!!!!
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